じばんちょうさ地盤調査屋さん
(株)ミガキ
かぶしきがいしゃみがき
小森 輝昭さん
こもり てるあき
お仕事の内容
- どんなお仕事をしていますか?
- おウチが建った後に、地面がへこんだりして傾いてしまわないかどうか、おウチが建つ地面の硬さを調べるお仕事です。
- どんなことに気をつけて仕事をしていますか?
- 地面を5mぐらいの深さまで機械を使わずに道具一つで掘る作業があるので、チカラも時間もかかるお仕事です。ですので、日ごろの体調管理や予定した時間内に作業を終わらすことにいつも気をつけています。
- 愛着ある仕事道具は?
- このお仕事は、おウチが建つ前の何もない場所で作業を行うので、夏の暑い日でも影の場所もなくてとても大変ですが、扇風機が付いている作業着を使い始めてからは少し快適になったので、いまは手放せなくなっています。
お仕事のやりがい
- この仕事につかないとできなかったと思うことや、おすすめポイントは?
- 同じお仕事をしている他の職人さんたちは、ほとんどが機械任せで作業をしていますが、わたしは自分の手で穴を掘ったり、土を触って感触を確かめたりして、自分のカラダ全体を使っておウチが建つ地面の硬さをいろんな方法で調べています。だから、機械だけで地面の硬さを調べるよりも、もっと詳しく調べることができるので、自信をもって自分のお仕事ができることにやりがいがあります。
未来の職人さんへ
- 子どもたちに伝えたいことは?
- わたしの仕事は、大工さんみたいにモノを作ったり、形が残る仕事ではありません。でも、おウチが長持ちするために一番大事な「地面」を調べる仕事はとても大切です。
この仕事をしていると、「カタチにならない、目に見えないことでも、とても大事なお仕事がある」ということが実感できます。
みんなにも、目に見えないとてもたくさんのお仕事のおかげで、自分が生活できているということを知ってもらえたらうれしいです。